苫小牧市緑ケ丘公園内のサッカー場と庭球場で1日、午後9時までの夜間の供用がスタートした。ニーズに応え、利便性向上が期待されている。
昨年4月時点で人工芝を整備していたサッカー場は同12月に照明設備も完成。この春から利用終了が午後6時から同9時に設定し直された。
以前から照明設備があった庭球場は昨年度まで5月から夜間利用が可能だったが、4月から開場。両競技場では10月末まで夜間供用を予定している。
サッカー場夜間供用の初日、ライトに照らされたピッチにはクリアールサッカースクールに所属する児童らの姿があった。1対1や試合形式の練習で汗を流した。
矢嶋優梧(美園小6年)は「ライトで照らされているので、ボールも人もしっかり見える」と笑顔で語った。新島啓太コーチは「練習時間が確保しやすくなった」と喜んでいた。