苫小牧市体育協会はこのほど、市内の白鳥王子アイスアリーナとダイナックス沼ノ端アイスアリーナで開催予定だった「水鏡見学会」を新型コロナウイルス感染拡大などの影響で中止することにした。
今年で3回目となる同見学会はシーズンが終了する4月ごろに、指定管理するスケートリンクの解氷時期に催されている。見学会ではリンクの氷を解かした際、水面に天井や周囲一帯の景色が映る様子を公開してきた。
昨年は両施設で美しい光景を約60人が鑑賞。今年は今月4日から感染予防措置として両施設が臨時休館となり、今後はそれぞれで装置の交換工事が行われることもあって開催中止を判断した。
担当者である同協会の武川諭施設管理係長は「来シーズンは最高のコンディションで公開できるようにしたい」と話した。