【8】 苫小牧拓勇小 羽田野勝弘校長 子どもや保護者に支えられた

  • 勇退校長インタビュー, 特集
  • 2020年3月27日

  「子どもファースト」を掲げ、子どもたちが失敗した時は注意するだけでなく、どういった思いから、その考えや行動に至ったのか―を理解し、児童や保護者と信頼関係を築いてきた。

   上川管内美瑛町出身で北海道教育大学旭川校を卒業。校長としては、日高町門別小学校、苫小牧美園小学校、拓勇小学校でそれぞれ2年ずつ務めた。

   拓勇小に通う子どもたちは、全員が拓勇東町内会の地域に住む。町内会員が児童と登下校を共にする防犯活動「ウオーキングバス」など、地域ぐるみで支援を続けてくれることに感謝する。子どもたちは「明るく元気で、落ち着いた児童」と述べ、教員生活を「子どもや保護者に支えられた」と振り返る。

   「今後ますます社会の変化のスピードは加速し、先生方も対応が大変になると思うが、子どもたちのために力を尽くしてもらいたい」と後進へメッセージを送った。

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