苫小牧市は22日、市福祉ふれあいセンターで車いすバスケットボール教室を開いた。参加者は競技の魅力と障害者スポーツへの理解を深めた。
市スポーツ都市推進課主催。競技の普及と市民の障害者スポーツへの理解を広げることを目的に開かれ、市民27人が参加した。
車いすバスケットボールはパラリンピックの公式種目。障害者スポーツの中でも、健常者と障害者が混ざり合って楽しめる競技として注目されている。
苫小牧車いすバスケットボールクラブの松村和臣さんらが講師を務めた。参加者は、基本的なルールやパスやシュートなどの基本動作を学んだ。
5対5の試合も体験し、ゴールも次々と見られて、楽しみながら競技の魅力に触れていた様子だった。
市内双葉町の公務員、荒川寛斗さん(23)は「乗り慣れない車いすに乗るのは難しかったけれど、慣れると面白いスポーツだと感じた」と話した。