冬の風物詩、氷上でのワカサギ釣りや港のチカ釣りなど、寒い時期に屋外レジャーで活躍する防寒グッズや組み合わせを苫小牧市若草町のつり具の釣人苫小牧店(松田良太店長)に聞いた。
氷や雪の上での釣りで特に重要なのは履き物。ブーツは防寒仕様を用意したい。人気なのは樹脂のEVA素材を使った軽量防寒仕様やボア付き。安全性を高めたスパイク付きの防寒長靴もある。価格帯は4000~1万円。別にウレタン素材のインナーもある。
アウターは防寒服でもワカサギや遊漁船の釣り、作業など長い時間屋外にいると寒さで体力はすぐに奪われる。お勧めなのは防寒着の下に着る中間着のミドラー。ライトダウンやフリース素材などで、釣具メーカー品なら1万5000円前後が売れ筋。松田店長は「寒さは脇腹からも入ってくる」と言い、6000円前後が中心のオーバーオールタイプのミドラーで保温するのも効果的と助言している。