やがて

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年1月25日

 コンビニエンスストアという小型の店舗が日本で初めて東京に開店したのは、今から46年前のことだという。以降、全国津々浦々に店を増やしてきた。

 食料品から文具、一部衣料品までの豊富な品ぞろえ。トイレがあり、コピー機が置いてあり、宅配便の取り次ぎ、公共料金や航空チケット代金の受領など機能を書き上げれば行数が足りない。苫小牧などでは大型トラックを止められる広い駐車場を持つ店も多い。

 日本フランチャイズチェーン協会の集計によると、昨年末の主要7社の店舗数は5万5620店となって、前年を123店下回ったと報道されていた。比較できる2005年以降で、減少は初めてのことだそうだ。24時間営業をめぐる加盟店と本部との対立が表面化していたが、底流には「飽和の時代」の到来もありそうだという。人口減少による売り上げの伸び悩みとアルバイト不足の大きな波は幹線道路沿いや住宅街の歩道をこうこうと照らしてきた、明るいコンビニをも襲っていたようだ。道内には、コンビニ以外に小売店のない自治体もあるといわれる。在来の小規模店や地場スーパーが消えて、人も減って、やがてはコンビニも閉鎖―。想像するのも恐ろしい時代が近づいているのか。

 自宅から数百メートルの所にコンビニが2店ある。さらに年を取って自動車の運転免許を手放せば、利用回数が増えるに違いない。その頃にコンビニがあればの話。(水)

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