台湾の台北市立中正高級中、陽明高級中の生徒32人が12日、教育旅行で恵庭市を訪れホームステイを楽しんだ。島松公民館ではホストファミリーとの対面式があり、日本の高校生と同年代の生徒たちは期待を膨らませていた。
市では2017年度から台湾からの訪日教育旅行の受け入れ促進に取り組んでいる。一行は9日に来道。14日まで5泊6日の日程で恵庭市や千歳市、札幌市などを巡った。
恵庭では過去最多の13世帯がホストファミリーとして協力。対面式では「皆さんと会うのを楽しみにしていた」などと各家族が自己紹介。中国語でのあいさつには大きな拍手が起きた。
中正高級中のキョウ・イチェさん(17)は「海鮮料理や茶わん蒸しがとてもおいしかった」と旅の感想を語り、「(ホームステイは)とても楽しみ。文化や生活の違いを教えてもらいたい」と笑顔を見せた。