白老町議会の定例会12月会議は12日開会する。会期は17日まで。町の提出議案は今年度一般会計補正予算案など14件と、人権擁護委員推薦への意見を求める諮問2件。10月の町長選、町議選後で初となる一般質問には9人が登壇し論戦を交わす。
補正予算案は、今年度一般会計に9690万8000円を追加し、総額119億8335万1000円とする内容。患者の伸び悩みによる医業収益の減少で、今後の資金繰りが厳しい町立国保病院事業会計への繰出金5000万円などを盛った。
この他、国家公務員給与の引き上げの法改正に伴う「職員給与に関する条例の一部改正」や、港湾施設使用料改定の「白老町港湾施設管理条例の一部改正」など条例改正案を提出する。
一般質問は12、13、16日に行う。広地紀彰氏(いぶき)、前田博之氏(きずな)、新人の貮又聖規氏(みらい)、同じく新人の長谷川かおり氏(公明)、大渕紀夫氏(共産)、新人の久保一美氏(いぶき)、森哲也氏(共産)、氏家裕治氏(公明)、西田祐子氏(きずな)の順で登壇。ヨコスト湿原の環境保全、教育施策、財政運営、少子高齢化対策、幼児教育・保育支援などをめぐり町の姿勢をただす。