千歳市民憲章制定40周年を記念して千歳市民憲章協議会(山田律子会長)が市民から公募していた千歳市民憲章のシンボルマークが決まった。最優秀賞に市内在住の会社役員、皆川宏さん(59)の作品が選ばれた。
シンボルマークには親しみやすく分かりやすく表現するデザインを求めていた。千歳市民憲章の文言が連想でき、「人と人とのつながりの大切さ」をテーマにした。
市内の小学生や社会人から124点の応募があり、11月20日開催の同協議会役員らと絵画制作指導で実績豊富な東千歳中学校の竹津昇教諭の計12人による投票で最優秀賞、優秀賞が各1点、佳作7点が選ばれた。優秀賞は市内の自衛官、磯田宗国さん(47)の作品が選ばれた。
最優秀賞の皆川さんの作品は、自然を表し調和を意味する緑色、大地を表し安定を意味する茶色、清流を表し信頼を意味する青色の3色の「人」の文字を置き、内側は北海道の形をかたどり、中心に千歳の頭文字「C」を太陽を表す赤色で表現。情熱や愛情を象徴しており、協議会事務局は「人と人とのつながりの大切さや千歳らしさがよく表れたデザイン」と話している。
26日午後3時から道の駅サーモンパーク千歳で表彰式を行う。会場では、全応募作品を一堂に集めたパネル展を同日から20年1月9日まで開く。