新冠町青年団体連絡会議による毎年恒例の「イルミネーションフェスタ2019」がこのほど、レ・コード館(中央町)で開かれた。同館前に設置されたアーチ状トンネルの約1万2000個のLED(発光ダイオード)イルミネーションが美しくともり、大勢の子どもたちが幻想的な光の演出を楽しんだ。
市街地の冬のにぎわいづくりを目的に今年で11回目の開催。イルミネーションは当初、商工会前で飾っていたが、現在はレ・コード館前に設置されている。
今年も町商工会青年部が、長さ約22メートル(うちアーチ9メートル)、アーチの中央部分の高さは3・5メートルの白いシートをかぶせた骨組みに白と青のLEDを飾り付け、「インスタ映え」するフレームを設置した。
この日はレ・コード館で町子ども会育成連絡協議会の餅つき体験や餅まき大会などが行われ、午後4時からの点灯式前には会場で温かいココアやお汁粉、スープ、ウーロン茶を提供。ホッカイドウ競馬のマスコットキャラクター、ホクトくんとナナセちゃんも駆け付けた。
点灯式で、町商工会青年部の西村修司部長(35)は「頑張ってイルミネーションを設置したので、カウントダウンでメリークリスマスを」と呼び掛けてスイッチオン。LEDが一斉にともり、子どもたちが「きれい」と歓声を上げながら駆け回ったり、フレームで記念撮影したりして楽しんだ。最後はパン約700個とオモチャまきで締めくくった。
点灯期間は来年1月13日まで、時間は午後4時半から10時まで。