白老 空き店舗活用事業で開業のラーメン「さくら屋」人気に、江差や札幌で磨いた自慢の味

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2019年12月5日
店の厨房(ちゅうぼう)に立つ高橋夫妻。「白老で愛される店を目指したい」と言う

 白老町の「空き店舗等活用・創業支援事業」を活用し、同町竹浦にオープンしたラーメン店「さくら屋」が評判を呼んでいる。桧山管内江差町で営んでいた店を閉じ、白老の魅力に引かれて移住した高橋健児さん(43)、麻衣さん(34)夫妻が9月に開業した。札幌や江差で腕を磨き、到達した自慢の味は地元住民の間でたちまち人気となり、「観光客にも足を運んでもらえる店を目指したい」と張り切っている。

 千歳市で生まれ育った高橋さんは、後志管内黒松内町の福祉施設で介護職員として働いていたが、30歳を過ぎた頃、大好きなラーメンの店を持ちたいと思い立った。施設を退職し、2009年から札幌のラーメン店で6年間修業。15年に独立し、「静かな町で創業したい」と江差町で店を構えた。

 札幌みそラーメンの本場の味を提供する店は江差の人々から愛されたが、民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業で、観光のまちとして発展する可能性に魅力を感じた白老に今年夏、移住した。

 引き続きラーメン店を営むため、物件を探し、国道36号付近にある竹浦の元居酒屋の空き店舗を取得。町の空き店舗活用の助成事業を利用して改修し、「らーめん さくら屋」の名で9月10日にオープンした。

 麻衣さんと夫婦二人三脚で切り盛りする店は開業後、口コミで客が増え、週末にはてんてこ舞いの忙しさになることも。みそ、塩、しょうゆをベースにした各種ラーメンをはじめ、トビウオのだしでスープを作るあっさり味の「アゴ出汁(だし)ラーメン」も子どもから高齢者まで幅広い年齢の客から好評という。

 高橋さんは「タラコ、白老牛、シイタケ、鶏卵など食材が豊富で、温泉もある。来年春にはウポポイが開業し、観光のまちとして勢い付くのではないか」と期待し、「地元の方々はもちろん、観光客にも好まれる店になれば」と意気込む。

 営業時間は火曜日から土曜日が午前9時から午後6時、日曜日は午後3時まで。定休は月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)。

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