精鋭18人、悲願の初Vへ― 道学童軟式野球都市対抗戦出場・苫小牧選抜

  • スポーツ, 野球
  • 2019年10月28日
悲願の全道優勝を目指す苫小牧選抜メンバー

 少年野球の北海道学童軟式野球都市対抗戦~EZO CITY THE BATTLE2019~は11月2日、上川管内東川町などで開幕する。苫小牧市内の各少年団チームから結集した精鋭18人の苫小牧選抜が悲願の初優勝を狙う。

 道内各地区の選抜チームが北海道ナンバーワンを目指す秋の大一番。都市対抗戦運営委員会が主催する。苫小牧をはじめ函館、留萌、室蘭、釧路、旭川、富良野、帯広、千歳、北広島、音更、日高、北見、岩見沢、稚内、根室、中標津、名寄、桧山、網走、小樽、札幌、北空知、西胆振、士別、江別、後志、オホーツク、空知、地元の東川大雪野球少年団の計30チームが出場する。

 3チームずつ10組の予選リーグが行われ、各組1位の10チームとワイルドカード2チームの12チームが2次リーグに進出。4組に分かれて総当たり戦を行い、各組1位が決勝トーナメントへ駒を進める。11月2、3日は準決勝まで、決勝と3位決定戦は12月8日に札幌コミュニティドーム(つどーむ)で行う。優勝チームは、来年2月に兵庫県の淡路島で開かれる「全日本選抜小学生野球選手権淡路島大会」の出場権を獲得する。

 昨年は苫小牧市で開かれ、優勝を目指した苫選抜は惜しくも3位。今年は優勝を目指しており、数回の選手選考を経て市内の少年野球チームから18人の精鋭を選んだ。

 チームを率いる石川将一監督(沼ノ端スポーツ少年団)が「能力の高い選手が多くいるように感じた。楽しみ。足が使える選手が多いので、細かい野球ができれば」と話しており、全体のトレーニングでは走塁やサインなどの練習を行うなど、細かいプレーも確認済み。好機で確実に結果を出すよう、機動力を絡めたスピード野球で全道の猛者たちに挑む。

 調整は順調に進んでいる。今月中旬から行っている練習試合でも実力を発揮しており、名寄や江別選抜などにも快勝した。投手中心の守りは抜群で、主要な大会や北海道選抜に選出された選手も在籍しているため、安定感を見せた試合展開が期待できそう。

 石川監督は「チーム全員が今年こそはという気持ちでいる。選手やスタッフが一丸となって優勝を目指す」と力強い。選抜チームの主将を務める福澤旬(沼ノ端ジェッツ)は「チーム全体の雰囲気は良く、団結力はあると思う。苫小牧を代表として優勝を目指して全力で戦いたい」と意気込みを見せた。

 苫小牧選抜メンバーは次の通り。

 監 督 石川 将一 沼ノ端スポーツ少年団

 コーチ 桑村 直樹 泉野イーグルス

 長谷川 慎 北光ファイターズ

 スコアラー 中村 恵二

 選手名    所属チーム

 福澤 旬   沼ノ端ジェッツ

 矢吹 太寛  沼ノ端スポーツ少年団

 吉田 徠杜  日新スポーツ少年団

 坂野 真音  拓勇ファイターズ

 勝見  堅  リトルライオンズ

 横谷  塁  拓勇ファイターズ

 熊野 瑠威  拓勇ファイターズ

 鈴木 大将  拓勇ファイターズ

 篠山  塁  泉野イーグルス

 松尾 和則  ときわ澄川ライオンズ

 山野孝太朗  新生台イーグルス

 佐藤 陸玖  泉野イーグルス

 西田 澄次  沼ノ端スポーツ少年団

 高杉 景斗  日新スポーツ少年団

 宮澤 友真  北光ファイターズ

 林 拳士朗  美園スラッガーズ

 松田 紘英  拓勇ファイターズ

 宮崎 泰地  飛翔スワローズ

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