近未来

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2019年10月12日

 意外に短い時間で流通や消費の形態が大きく変わる時代に住んでいることを新聞に教えられた。コンビニも盛りを過ぎ、次はネット通販の時代らしい。

 イトーヨーカドー、セブン―イレブンなどを経営するセブン&アイ・ホールディングスが10日、大規模な構造改革策を発表した。全国規模のヨーカドー店舗の見直しや整理。傘下のデパート・西武やそごうの一部店舗の閉鎖。これらによって2022年度までに3千人規模の人員削減を行うという。全国に約2万1千店あるセブン―イレブンのうち、1千店の閉店・移転も改革の柱になっている。

 新聞の解説記事では、この大改革を小売業の第4の転換点として分析していた。自分が経験した転換を思い起こすと、駅周辺に大型店が立ち並ぶ大消費の時代があった。その後に24時間営業のコンビニ出店の時代が、すぐに来た。大型店の相次ぐ出店で既存商店街の灯が消え歓楽街が広がった。コンビニの増加では住宅街や農漁村の小さなお店屋さんが消えた。コンビニは景色を変えただけでなく、暮らしのありようも変えた。そして今、無敵に見えた大型店やコンビニの商圏を通販がじわりじわりと削り取っているのだそうだ。

 今後20~30年後の、街や住宅街の景色を想像するが、難しい。好奇心が衰え、買う量も食べる量も減った高齢者が、安心して暮らすことのできる街なのかどうか。団塊の世代は、かなり不安。(水)

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