白老中学校吹奏楽部は、14日に第31回定期演奏会を町コミュニティーセンター講堂で開く。全国で公演活動を展開するサクソフォン奏者田村哲さん（横浜市）との共演もあり、部員らは「楽しいステージを披露したい」と来場を呼び掛けている。

　ステージは3部構成で、1部ではマーチ「エイプリル・リーフ」など吹奏楽の定番楽曲を演奏。2部は白中ダンシン・メガヒッツと題し、荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」といった軽快なテンポのヒット曲とダンスパフォーマンスを披露する。3部はポップスを中心としたステージで、田村さんとの共演も予定している。

　部員数23人の白老中吹奏楽部は、8月の日胆地区吹奏楽コンクール・中学校C編成で3年ぶりに金賞を受賞。コンクールに向けた練習の際、同部顧問の多田竜也教諭の知人の田村さんが数度指導に当たった縁で、今回の演奏会で共演することになった。

　同部の部長で3年生の藤谷静香さん（15）は「田村さんと一緒の演奏や第2部のダンスパフォーマンスなど見どころいっぱい。幅広い世代に楽しんでもらいたい」と張り切っている。

　当日の開催時間は午後2時30分から同4時30分。入場無料で、プログラムの冊子は300円。