安平町早来小学校(前田直樹校長)で5日、学習発表会が2年ぶりに開かれた。「感動!最高の元気で笑顔あふれる学習発表会~練習の成果を発揮しよう~」の児童会テーマ通り、子どもたちが演劇や器楽演奏、合唱など、完成度の高いパフォーマンスで駆け付けた保護者や来賓に感動を届けた。
昨年9月の胆振東部地震発生後、初の正式開催となった学習発表会。前田校長が「普段の学習で考える力や協力する力などを身につけ、成長した姿を見せようと発表する。素晴らしい内容になっているので、ぜひ拍手を送っていただけたら」とあいさつ。児童たちは学年ごとに工夫を凝らした内容を披露した。
3年生は2020年東京五輪にちなんで「パプリカ」のダンスや「小さな世界」の合唱、5年生は「情熱大陸」など迫力満点の器楽演奏をお披露目。6年生は手塚治虫さんが描いた少年漫画「雨ふり小僧」を上演し、見ている人たちに人間と妖怪の悲しくも心温まる時間を届けた。また、「いつかこの海をこえて」の全校合唱では、児童が心を一つにして歌声を響かせた。