競技、気軽にトライして あす―市民ラグビー祭 苫小牧の団体 W杯に熱視線

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  • 2019年10月5日
苫小牧ラグビーフットボール協会の高木理事長(左)と三原理事

 日本代表が格上のアイルランド戦で勝利するなど1次リーグ2連勝の快進撃を続けている「ラグビーワールドカップ(W杯)2019」日本大会。苫小牧のラグビー関係者からは歓喜と称賛の声が上がっており、国内開催の盛り上がりもあってうれしさは格別。苫小牧市ラグビーフットボール協会の高木満祐理事長と三原敦理事は「競技普及の好機としたい」と地元のラグビー振興への思いも語った。

 日本代表は9月20日のロシア戦に30―10で勝利すると、28日には世界ランキング2位(28日時点)のアイルランドを19―12で下して大金星を挙げた。高木理事長は「体格差はあったが、強固なスクラムとラインアウトの技術で相手を上回った。献身的なディフェンスも目立った」と勝因を分析。三原理事も「相手は過信していた部分もあった。そんな中で競り勝てた大きな勝利」と振り返った。

 同協会はW杯の盛り上がりを苫小牧での競技普及につなげていきたい考え。三原理事は「日本代表の活躍でラグビーの魅力が日本全体に伝わっている。この機会を逃さず、多くの人に触れる機会をつくりたい」と意気込みを語った。

 ただ、競技を取り巻く環境は依然として整備されていないという危機感ものぞかせる。市内の中学、高校にラグビー部はなく、「青少年が競技をやりたくてもできない状況。部活やクラブチーム設立がラグビー人口の裾野を広げるために不可欠」と三原理事は話す。

 同協会はラグビーに直接接する機会として、6日午前11時から苫小牧市緑ケ丘公園ラグビー場で第42回苫小牧市民ラグビー祭を開く。苫小牧ラガーや出光スーパーゼアスRFCなどの社会人チームの交流試合を行う。高木理事長は「W杯をテレビで観戦した人は多いと思うが、競技を生で見る機会はなかなかない。ぜひ迫力あるプレーを見てほしい」とアピールする。

 当日は、タックルの代わりに腰に付けたタグを取り合うタグラグビー教室も企画した。ラグビーの魅力を安全に体験できるという。高木理事長は「タグラグビーは危険が少ないスポーツ。気軽に参加してほしい。ラグビーの魅力を存分に味わってもらえるイベント。多くの市民に参加してもらえれば」と語った。

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