白老・ヨコスト湿原で自然観察会 環境保護への意識高める

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  • 2019年10月2日
ヨコスト湿原の植物を観察する参加者

  白老町のヨコスト湿原友の会(中野嘉陽会長)は9月28日、ヨコスト湿原で自然観察会を行った。会員や一般参加の15人が集まって外来植物の抜き取り作業に当たり、湿原の植物などを観察した。

   参加者はまず、在来植物に影響をもたらす外来種オオアワダチソウの駆除活動を実施。湿原の砂丘に分布する外来種を重点に、根から引き抜く作業に汗を流した。

   引き続き、参加者はイソスミレやウンラン、ハマボウフウといった植物やカンタン、ヤンマなど昆虫を観察。ヨコスト湿原の生き物の多様性を改めて確認し、貴重な自然環境を守る意識を高めた。

   同会は、一般参加を募って開く観察会を今年度、5月から毎月1回のペースで企画し催した。来年1月には「冬の湿原歩き」と題した会員向け行事を予定している。

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