むかわ町国民健康保険穂別診療所は21日、同施設内で第10回穂別診療所まつりを開く。自動体外式除細動器(AED)の操作体験や救急車両の展示、コスプレ写真館をはじめ、飲食ブースも用意する。昨年は胆振東部地震の影響で中止になったことから今回は復興イベントとして開催し、「震災復興ブース」も設置する。開催時間は午前9時~同11時30分。
診療所を身近に感じてもらい、健康について考えてもらおうと始まったイベント。救急車を見学できるほか、白衣や看護師の制服を着用して撮影できるコスプレ写真館のコーナーも。この他にも穂別地区らしい化石クリーニング体験や恐竜グッズの販売といったむかわ竜のコーナーもあり、10回目の節目を盛り上げる。お祭り広場ではむかわ産トマトジュースなども提供する。
待合室を使ったフリースペースでは、AEDの操作体験や地域の穂友会による民謡、穂別ウインド・アンサンブルの演奏なども予定。
また今回は震災復興に関するコーナーを入り口横に設け、避難所生活に潜む病気や予防するための体操を紹介。避難時に使用する段ボールベッドや安眠セット、非常食、震災時の写真も展示する。