安平 入居者と家族ら楽しいひととき 高齢者施設で敬老会

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  • 2019年9月17日
ろうそくの火を吹き消す101歳の小泉さん

  安平町早来栄町の高齢者施設「ケアハウスサックル」は15日、同施設内で2019年度敬老会を開いた。施設入居者30人と家族らが参加し、食事や余興などを通じて楽しいひとときを過ごした。

  開会に先立ち、社会福祉法人富門華会の多田政拓理事長が「皆さんが元気に生活し、健康が続くように願っている」とあいさつ。来賓の及川秀一郎町長は「昨年は震災の影響で9月に開催ができなかった。皆さんが健康でこの場に集まれたことをうれしく思う」と祝福の言葉を述べ、「震災直後は大変だったが、ご支援を頂き、明るい話題を発信しているところ。皆さんの暮らしが良くなるように頑張っていく」と話した。

  恒例のご長寿ケーキセレモニーでは、施設で最高齢101歳の小泉愛子さんが代表してろうそくの火を吹き消したほか、卒寿や米寿、喜寿、古希の節目を迎えた7人に及川町長から記念品が贈られた。昼食には苫小牧、千歳などですし店を展開する「久恵比寿」が出張サービスで参加者ににぎりずしを振る舞ったほか、余興では地元のバンドグループ「スマイル4ビート」による心温まる演奏などがあり、入居者たちを喜ばせた。

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