白老町議会の定例会9月会議は13日、本会議を開き、今年度一般会計補正予算案や白老駅北観光商業ゾーン設置管理条例など議案9件、2018年度各会計決算の認定3件などを原案通り可決し、閉会した。
補正予算は、今年度一般会計に6億489万3000円を追加し、総額118億3057万7000円とする内容。アイヌ施策推進法交付金を見込んだ地域内循環観光バス運行事業費や、全小中学校に学習支援員を配置する地域学力グローアップ推進事業費などを盛り込んだ。
18年度決算で一般会計は、歳入が119億8245万6000円、歳出が113億3893万7000円で、繰越財源を除いた実質収支は5億2994万9000円の黒字決算となった。
定例会終了後、今期で議員を引退する山本浩平氏(いぶき)=5期16年6カ月、吉田和子氏(公明)=7期24年6カ月、山田和子氏(みらい)=2期8年=の勇退者セレモニーが議場で行われ、3氏に花束が贈られた。議員会長の大渕紀夫氏(共産)は「町政の振興、発展に寄与されたことに深く感謝を申し上げます」とねぎらいの言葉を寄せた。