「震災復興に役立てて」 とまこまい広域農協に義援金、神奈川の「たまや」

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  • 2019年9月12日
義援金を届けた原社長(左から2人目)ら

  神奈川県内でスーパーマーケットチェーンを展開する「たまや」(本社同県茅ケ崎市)は10日、とまこまい広域農業協同組合(本所厚真町)に、昨年9月に発生した胆振東部地震の義援金として、61万1840円を寄付した。同日、同社の原浩仁社長が本所を訪れ、「震災の復興に役立ててほしい」と話し、宮田広幸組合長に善意を手渡した。

   同社は2009年から県内で厚真産の米を取り扱っており、義援金は今年3~8月にかけて10店舗で「ななつぼし」を販売して売り上げた一部。10キロ1袋につき40円(5キロは1袋につき20円)を善意に充てており、計152トン(10キロ7848袋、5キロ1万1364袋、無洗米3532袋)を売り上げた。

   原社長は「今年に関しては、田に水を入れることができるか分からないと言っていた中で、収穫直前までくることができてよかった」と喜んだ。

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