白老 創業支援事業計画策定へ ウポポイ核に経済活性化狙う

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2019年9月7日

 白老町は、来年4月の民族共生象徴空間(ウポポイ)開業後、町内でビジネスを始める人を応援するため、2020年度から新たな創業支援事業を展開する方針だ。今年度内に産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画を作り、国の認定を受ければ、補助金などを活用した起業サポートを展開する。ウポポイを核とした地域経済の活性化につなげる考えだ。

 5日の町議会定例会で広地紀彰(いぶき)、本間広朗(みらい)両氏の一般質問への答弁。

 創業支援事業計画の認定を受けた市町村は、地元金融機関や商工会議所、商工会などと連携し、国の特別交付税や補助金を活用した事業が展開できる。道内の市町村でも計画を作る動きが広がり、ワンストップ相談窓口の開設や起業セミナーの開催、創業時の低金利融資や補助金交付、販路開拓支援などさまざまな事業を導入している。

 白老町は、ウポポイ開業をビジネスチャンスと捉えた創業を促すため、15年度に空き店舗・施設を改修し飲食、物販、宿泊業などを始める人への助成事業を開始。18年度までに10件が開業し、今年度はこれまでに4件の申請が採択され、補助金活用で事業を始める予定だ。

 しかし、ウポポイ開業に向けた助成制度は今年度で終了するため、町は創業支援事業計画を策定し、20年度から新たなサポート活動に乗り出す考えだ。

 町は今後、具体的な事業内容を固めて年内に計画を経済産業省などへ申請。町の20年度予算に事業費を計上する方針だ。町は「ウポポイ開業後、白老で起業しようという動きが出てくるのではないか。関係機関と連携して後押したい」としている。

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