胆振総合振興局と胆振地域林業担い手確保推進協議会は25日、鵡川高校(柳本高秀校長)の1年生を対象に「林業現場体験バスツアー」を開いた。47人が参加して町有明の民有林で枝打ちの体験やドローンの飛行見学を行い、林業への理解を深めた。
バスツアーは、林業の魅力を若い世代に知ってもらい、就業につなげることが目的。今年度、同校を含めて5校で実施した。
生徒たちは同振興局や町職員から植栽について説明を受けた後、民有林でドローンの飛行見学を行い、一部の生徒が操作を体験した。枝打ちは、グイマツの枝をノコギリで切る作業を行い、森林資源の成長を促す取り組みを体感した。
参加した新渡戸湧晴さん(16)は「林業でドローンなどの最新技術を使用していることが分かった」と話した。