白老観光協会(福田茂穂会長)は26日、初めてのハロウィーン仮装パーティーを白老町内で実施した。0~12歳の45人が仮装をして大町商店街を巡り、お菓子をもらったほか、駅北観光商業ゾーン「ポロトミンタラ」(若草町)の敷地内で仮装の紹介やダンスをしてイベントを満喫した。
「行ったことがない店を訪れるきっかけになれば」と同協会の職員鄭延雪さん(35)が企画した。
子どもたちはハロウィーンの仮装の定番の魔女や骸骨をはじめ、スパイダーマンなどの映画のキャラクターに扮(ふん)して参加。保護者18人とともに、米穀店や喫茶店、精肉店、パン店など10店を巡った。各店の店頭で「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)」と合言葉を唱え、店主らからお菓子を受け取った。
ポロトミンタラでは仮装姿で踊り、クイズ大会や菓子まきを楽しんだ。仮装の審査も行われ、入賞者は地元の特産品を手にした。
鄭さんは「(イベントが)地域と親子が顔でつながる関係を育むきっかけになれば」と話していた。