白老町教育委員会は28日、町内全小中学校6校で「ふるさと給食の日」を実施し、白老産黒毛和牛を使った「ハッシュドビーフ」を給食に出した。町竹浦にある敷島ファームから、自社ブランド牛「ピリカルージュ」約55キロの提供を受け、しらおい食育防災センターが約700食分のハッシュドビーフを作った。同社の食材提供は2回目。 竹浦小学校(千葉康弘校長)では、給食を心待ちにしていた子どもたちが早速、ハッシュドビーフを頬張った。3年生の石田梓さん(9)は「おいしい。お肉が軟らかい」と顔をほころばせた。 同社の直営店おいしい肉屋さん(町大町)の企画開発部長で給食の時間を共にした高田亜沙子さん(47)は「おいしいと言ってくれる子どもたちの笑顔が宝。今後も定期的に提供を続けたい」と語った。