活気あふれるまちづくりへ/利用企業団体が意見交換/まいぷれ新年交流会

  • undefined, ニュース, 苫3社
  • 2025年2月1日
まちづくりへの思いを語る菅原さん(左)

 まちづくりへの思いを語る菅原さん(左) 苫小牧市の地域情報サイトまいぷれ苫小牧を利用する企業や団体の関係者を集めた新年交流会がこのほど、市大町のコワーキングスペースco―wa―ke(コワケ)で開かれた。飲食店や服飾店、自動車販売店などの経営者ら40人が参加。活気あふれるまちづくりについて、活発に意見を交わした。

 同サイトは市元中野町のトートー事務機などが運営。市をはじめ、多様な企業や団体が情報発信のため利用している。

 イベントでは市住吉町のリサイクル店オン・ザ・コーナーの菅原修一代表がまちづくりに対する私見を発表。昨年、パリを訪れた際、日本に比べて電気自動車が普及していることに驚いたエピソードを語り、「自動車産業のまちをPRする上でも、苫小牧も充電設備を増やすなどして電気自動車の普及に乗り出しては」と述べた。

 さらに、出身地の旭川市に近く頻繁に訪れているという上川管内東川町を引き合いに、「人を引き寄せるようなアートデザインがまちづくりには大切」と指摘。JR苫小牧駅前の再開発に対して「市民が誇りに感じ、頻繁に足を向けたくなるような空間にすべき」と強調し、多業種で知恵を出し合う場づくりを提案した。

 このほか、女性の起業家をパネリストに迎えた情報交換会や、参加者が自身の仕事内容やこれから挑戦したいことなどを発表する時間が持たれた。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー