不登校

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年10月24日

 文部科学省によると、不登校の小中学生は2022年度時点で過去最多の約30万人となり、深刻な状況にある。

 記者が子どもの頃、不登校はほとんどなかった。休んで1人で家にいても時間をつぶす手だてはなく、児童センターもまだなかった。友達と会って話せる学校の存在は大きかったからだろう。

 今は、面白いゲームがあるので1人で家にいても退屈しないで済む。スマホを使えばいつでも友達とやりとりができる。子どもの言動が尊重されるようになり、学校に行かなくても学べる場所や手段がかなりできた。また、共働きや母子・父子家庭が増えたほか、教員不足で教育現場が多忙になり、子どもが親の愛情を感じたり先生と意思疎通ができたりする時間が限られるようになった。不登校の増加には、こうしたさまざまな背景が少なからず関わっている気がする。

 子どもが減っているのに不登校の子が増えるのは問題だ。国は25年度、子どもや保護者の相談を関係機関につなぐ調整役を自治体に配置し、フリースクールとのマッチングなど多様な支援を行うモデル事業に着手する。全ての子どもの世界を広げ、成長させるのが教育。学校に行っても行かなくても学べる仕組みづくりが国によって始まろうとしている。(林)

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