白老山岳会(鈴木靖男会長)は1日、白老町内の山北沢の滝などを巡る「氷瀑(ひょうばく)ツアー」を行い、会員17人、一般参加37人の計54人が滝の凍結風景を楽しんだ。
同会恒例の行事で、12歳から76歳まで幅広い年代が町内外から参加。町森野のホロケナシ駐車場で準備体操を行った後、会員を先頭に山北沢の滝を目指して出発。谷川のせせらぎの音に耳を傾けながら歩みを進めた。
到着した山北沢の滝では、暖冬の影響からか中央の滝口から氷が落ちて岩肌が見える状態だったが、両脇の氷柱が青く透き通ってきれいだったという。カジカ沢の滝も陽光を浴びて向かって右側はほとんど氷柱が落ちていたが、左側には美しい氷柱が見られ、記念撮影を楽しんだ。参加者は昼食や同会が用意した甘酒で体を温めた後、帰路に就いた。