苫小牧高等商業学校(猪瀨徹校長)で3日、「3年生を送る会」が開かれた。部活動、同好会に所属する下級生が卒業を控えた3年生56人に歌やダンス、寸劇などのパフォーマンスを披露した。
レスリング部は、3年生を巻き込んだ4人対4人の綱引きを企画。電卓部は電卓キーのタッチ音で「世界に一つだけの花」の演奏を披露し、会場を盛り上げていた。
各部の代表者が発表後、「たくさんの思い出をありがとう」と感謝の言葉を伝えると、3年生は照れながらも「うれしい。これからも頑張る」などと感想を伝えていた。
「3年生に楽しんでもらえる内容を考えた」と、送る会を企画した生徒会副会長の宇佐美響輝さん(15)=1年=。前生徒会長の葛西真歩さん(18)=3年=は「いろいろなパフォーマンスがあって良い思い出になった」と、下級生のもてなしを喜んだ。
この後、3年生も下級生に向けてバンド演奏やダンスで〝返礼〟のパフォーマンスを披露。学校生活最後の授業を締めくくった。
3年生は3月8日の卒業式まで家庭学習期間に入るという。