慢性皮膚疾患/超加工食品、/乾癬リスク上昇か

  • MK, 医療のお話, 暮ラ1
  • 2025年2月6日

  ソーセージなどの加工肉や菓子パン、スナック菓子などの超加工食品の食べ過ぎは、慢性の炎症性皮膚疾患「乾癬(かんせん)」リスクを高める可能性があると、フランスの研究グループが発表した。

  皮膚が赤く盛り上がり、表面がぼろぼろとはがれ落ちるといった症状がある乾癬の明確な原因は分かっていないが、食事などの生活習慣の影響も指摘されている。一方、高度な加工が施された超加工食品は、その多くに糖分や塩分、脂肪、保存料などの添加物が含まれる。

  研究グループは、フランスの栄養や健康に関する研究に参加した1万8528人(年齢中央値62歳、女性74%)のデータを分析。超加工食品の摂取が乾癬に与える影響を調べた。

  1日当たりの超加工食品の摂取量に応じて参加者を三つのグループに分けて分析した結果、摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループに比べ、炎症が続く活動性乾癬のリスクが36%高いことが分かった。

 (メディカルトリビューン=時事)

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