苫小牧市若草町の中央公園をメイン会場に8日開幕した第59回とまこまいスケートまつり(実行委員会主催)。ドラム缶こんろでジンギスカンを焼いて味わう名物「しばれ焼き」に舌鼓を打つグループや、協賛店で買い物を楽しむ市民らでにぎわっている。
8日は正午時点で市内の最高気温が3・0度。冬のまつりとしては過ごしやすい気温となり、会場内は家族連れを中心に多くの人出となる一方、足元の雪が解け出して歩きづらい場所も。長靴姿で訪れる市民も見られる。
「しばれ焼きランド」では午前10時の開場とともに、家族連れやグループで混雑し、炭火でジンギスカンを焼く香ばしい煙が会場内を漂っている。
毎年家族で訪れるという市内明野新町のパート佐藤春菜さん(25)はしばれ焼きを味わい「おいしい。協賛店も見て回って、子どもたちと雪遊びをしたい」と笑顔を見せていた。