白老 おにぎり白樺堂 かつお定食 和食のおいしさ伝えたい

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  • 2024年10月14日
鹿児島県枕崎産のかつお節をぜいたくに盛った一品
鹿児島県枕崎産のかつお節をぜいたくに盛った一品
カウンターとテーブルで、ゆったりくつろげるおしゃれな内装
カウンターとテーブルで、ゆったりくつろげるおしゃれな内装

 羽釜炊きの道産米と食材にこだわったおにぎり店として今年5月、白老町の町道竹浦温泉4号通り沿いに開業した。宗谷管内礼文町出身の店主、山本綾さん(45)は5年ほど前に移住。「お米やだしなどから感じられる和食のおいしさを伝えていきたい」と語る。

 アンティークのふた付きつぼのような可愛らしい形の外観に、店内は木のぬくもりを感じさせる雰囲気。業者に交じって自らカウンターの塗装や棚の補修などを手掛けた自慢の店だ。

 「かつお定食」(1000円)は鹿児島県枕崎産のかつお節を使用。2016年に第20回全国かつお節類品評会で鰹本節部門の農林水産大臣賞を受賞した金七商店の品にほれ込み、自ら削ったものを使っている。

 お米は、富良野市の大石農園から買い付けた「ゆめぴりか」と「ゆきさやか」を自身の好みにブレンドした。甘みともちもち感のバランスがちょうどいい。

 炊きたてご飯の湯気と共にかつお節のふわふわした食感と香気が口の中で広がる。わかめのみそ汁は、100円増しで、日替わりの本日のみそ汁に変更可。日替わりの小鉢とお新香も付ける。定番メニューのおにぎりは、バフンウニ(750円)が売れ筋という。「民報見た」で10月末までソフトドリンクを1杯サービスする。

 白老町竹浦111の108。営業は午前10時半~午後2時。毎週木、日曜日定休。座席は4人掛け2卓を含む計12席。駐車場は約5台分。電話0144(84)5431。

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