むかわ町は9日、発がん性が指摘されるPFAS(有機フッ素化合物、ピーファス)が安平川や全国の河川で検出されていることを受け、町内の水源2カ所で行った2度目の水質検査の結果を公表した。中島水源が8ナノグラム(前回比1ポイント減)、仁和・栄水源が42ナノグラム(同5ポイント減)で、国の飲用水の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム、ナノは10億分の1)を下回った。
町は「人の健康に悪影響が生じないと考えられる値を下回っている」とし「今後も国が公表した手引き書に基づき、適切な対応を取っていく」と説明している。
町は7月17日と同22日に1度目の水質検査を水源2カ所と浄水場2カ所で実施。浄水場では検出されず、水源で検出されたため、2日に再検査を行っていた。