空知管内栗山町の小林酒造は8日、厚真町の酒造好適米彗星(すいせい)を使用した日本酒「北の錦 純米吟醸 七光星~ATSUMA TOWN~」の全国販売を始めた。720ミリリットル、2310円で3100本限定。取扱店舗数は約100店で、町内ではハマナスクラブ藤井商店(表町)とAコープ厚真店(錦町)で購入できる。
小林酒造によると、プロ野球北海道日本ハムファイターズ主催「ふぁい田!北海道応援プロジェクト」の参加者が昨年秋、町内の田んぼで収穫した米を使用した。うま味のバランスが取れたすっきりした味わいといい、ラベルには日ハムの栗山英樹CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)が文字を書いた。
同社は、栗山町の酒米きたしずくを使った「七光星~KURIYAMA TOWN~」(2310円)も製造し、2種類の酒を7月27日から同町で先行販売しており、「『2種類とも飲みやすい』『栗山英樹氏の直筆ラベルは世界でこれだけなので、うれしい』などの声を頂いている」とアピールしている。