苫小牧署は7日、交通事故死ゼロ1000日を7月に達成した白老町に署長感謝状を贈った。葛西浩司署長が町役場を訪れ、町交通安全町民運動推進委員会会長でもある大塩英男町長に手渡した。
同町では2021年11月3日に白老港で発生した車両転落事故から交通事故による死者を出さず、2年270日を経た7月30日に1000日を達成した。
葛西署長は「関係各位の並々ならぬ努力のたまもの。今後も死亡事故が起きないよう、関係機関とパトロールを継続したい」と語り、大塩町長は「指導員会や交通安全協会ら関係団体や町民の皆さまの地道な活動の成果です」と述べた。町交通安全協会の畑垣武司会長は「(1000日達成は)町制70周年の祝い事のよう」と喜んだ。
感謝状贈呈時の懇談では、レンタカーで町内を周遊する訪日客への交通安全啓発が課題に挙がり、町交通安全指導員会の吉田修会長は「できる範囲でできることを検討していきたい」と話した。