有機食材の魅力学ぶ 早来学園で親子料理教室 フランス人専門家が指導  安平

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  • 2024年8月5日
有機食材の魅力学ぶ 早来学園で親子料理教室 フランス人専門家が指導  安平

 安平町早来大町の早来学園まなびおで3日、オーガニックフェスタプレイベント「未来につながる!地球にやさしい食卓への旅」(町農業再生協議会主催)が開かれた。フランスから招かれた専門家2人が親子料理教室で野菜を使った料理の作り方などを指導し、参加者は学校給食でオーガニック食材の導入が進む同国の事情に理解を深めた。

 町は2023年4月に道内で初めて「オーガニックビレッジ宣言」を掲げ、有有機農業の推進に力を入れている。

 プレイベントは11月9日に町内で開催が予定されているオーガニックフェスタに先立ち、人間の健康や地球環境に良いとされる有機野菜や食を考える機会として企画された。学校への有機食材に関する講習や給食の献立の提供などを手掛けるフランスの非営利団体「CPPフランス」の調理師、ジャンジャック・ゲリエさん(55)と栄養士、イザベル・ブルトニエさん(52)を迎え、特別講演やパネルディスカッションを行った。

 親子料理教室では、町内や江別市から9組21人の親子が参加。2人の手ほどきを受けながら、子どもが野菜をおいしく食べられる料理として野菜のラタトゥイユのほか、パスタの一つタリアテッレや野菜スティックなどを作り、試食した。追分小学校5年の武田梨世さん(10)は「スープが一番おいしかった。食べられる野菜が増えて良かった」と話した。

 CPPフランスでは2年前から、日本のNPO法人こどもと農がつながる給食だんだん(福島県郡山市)とともに全国各地でオーガニック食材の活用方法を指導しているという。調理の指導後、ジャンジャックさんは、有機農業や有機野菜への安平町の取り組みについて「素晴らしいが、まだ十分ではない。オーガニック食材をよく食べる人は、そうでない人より健康的とデータが出ている。地球にも優しい有機野菜をもっと活用するべき」と助言。イザベルさんは「日本人の『学ぼう』という姿勢が印象的だった。北海道は食料自給率が高く、他県よりポテンシャルが高い」と評価した。

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