任期満了に伴う登別市長選は21日、告示される。投開票は28日。これまでのところ5選を目指す現職小笠原春一氏(57)=無所属=以外に立候補の動きはなく、4期連続の無投票当選となる公算が大きい。
小笠原氏は登別市出身、1989年東京農業大学卒。会社役員を経て2008年に市長選に出馬し、新人同士の一騎打ちを制して初当選。2期目以降の12、16、20年の選挙は対抗馬が出ず、無投票で当選している。
今回は5月9日、自身の後援会の要請で出馬を表明。6月2日に市中央町で事務所を開き、同29日に子育て施策を重視した「こどもファースト」のまちづくりを宣言する公約を発表した。
小笠原氏は21日午前、市選挙管理委員会へ立候補の届け出を済ませた後、市中央町のらいば公園で第一声を放つ。午前中は登別地区、午後は幌別、鷲別地区をくまなく回り、遊説する。
市選管によると、6月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万8682人(男性1万8278人、女性2万404人)。