パラ陸上で2016年リオデジャネイロ・パラリンピック女子400メートル銅メダルの辻沙絵(30)=渡島管内七飯町出身=が1日、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。「次のステージに進んでいきたいという思いも環境も整った」と引退の理由をつづった。今後は現所属の義肢装具メーカー、オズールジャパンで情報発信を行うという。
生まれつき右肘から先がない辻は、ハンドボールで健常者に交じって活躍し、日体大在学中の15年に陸上を始めた。同年から国際大会を経験し、リオ、東京、パリと3大会連続でパラリンピックに出場した。