北海道選挙管理委員会事務局胆振支所は2日、安平町の追分高校(庄司健浩校長)で出前講座を開いた。同校の1年生26人が、選挙制度の説明を受けた後、模擬投票を行い、将来の主権者としての自覚を新たにした。
同支所によると、講座は高校生を対象に、選挙の仕組みや投票に参加する意義を理解し、政治に関心を持ってもらうことが目的。今年度2回目の開催となった。
同支所の職員が投票の意義や選挙制度について説明した後、模擬投票を実施。被選挙権の年齢について、「現行のまま」「18歳以上の国民に与えるべき」「一定の条件を付した上で18歳に引き下げる」と主張する3人の候補者から、良いと思う人を選んで1票を投じた。
参加した原ひなのさん(15)は「今まで選挙は身近ではなかった。普段知らないことを学べて良かった」と話した。