苫小牧市クローバーの会(吉村誠会長)はこのほど、市民活動センターで2025年度の定期総会を開いた。交際相手からの暴力「デートDV」の防止啓発活動継続や、困難な問題を抱える女性への支援に関する法律(女性支援新法)を推進するための条例制定を市に働き掛けることなどを決めた。
会員ら約20人が出席。今年度もすべての人の人権が平等に尊重される社会づくりを目指し、デートDVの相談先などを明記したカード作成や中高生への配布、性教育や人権教育を推進するための研修、懇談会の開催などを事業計画に盛り込んだ。
総会後は市男女平等参画推進センターの宮嶋紀子センター長を講師に迎え、「人権と男女平等参画」をテーマとした会員向け研修を行った。