市に防災用品を寄贈 国際ソロプチ苫小牧はまなす

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  • 2025年6月12日
避難所で使うエアーマットを寄贈したメンバーら

 避難所で使うエアーマットを寄贈したメンバーら 国際的な女性奉仕団体、国際ソロプチミスト苫小牧はまなす(髙橋和子会長)はこのほど、避難所などで使用するエアーマット10枚(3万円相当)を苫小牧市に寄贈した。

 

 マットは、段ボールベッドの上に敷いて使うことを想定し厚さ5センチほどに膨らむタイプが8枚、厚さ22センチまで膨らむタイプが2枚。髙橋会長ら4人が市役所を訪れ、金澤俊市長に善意を届けた。

 

 同団体は2005年から避難所で使う敷きマットや簡易トイレなどを市に寄贈しており、マットも市の要望を受けて選んだ。市危機管理室の前田正志市民生活部参与は「避難生活が長期化すると、段ボールベッドだけでは体が痛くなってしまうと聞く。市の限られた予算内でマットの備蓄は難しいので、とてもありがたい」と語った。

 

 髙橋会長は「使わないことが一番ですが、(マットは)床の冷えからも体を守るので、高齢者などに役立てば」と話していた。

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