苫小牧市科学センターは14日から、宇宙飛行士の山崎直子さんと共に宇宙を旅した「NAOKO☆アサガオ」の子孫に当たるアサガオの種を無料配布する。20粒入り300袋を用意し、1家族1袋まで先着順で配る。
山崎さんが2010年にスペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗した際、機内に持ち込んだアサガオの種は帰還後、全国の日本宇宙少年団(YAC)に分配された。同センターの種は、YAC苫小牧分団に配られた4粒を栽培、採種を重ねてきたもの。11年から市民に配布を始め、今回で16代目となる。
同センターは「アサガオを育てて宇宙に興味を持ってもらえたら」としている。
アサガオの種を手にPRする職員