厚真町コミュニティ運動推進協議会(山下昌秀会長)は27日、ガーデニング講習会を町内の表町公園で開いた。町民30人が参加して寄せ植えのポイントを学んだ後、各自が好きな草木の苗を5株選んで鉢に植え、自分だけの作品を作り上げた。
町民の外出、コミュニティーづくりの一助として、毎年夏と冬に実施している。
講師は、梅原商店(町本町)の梅原智哉代表(44)が務めた。寄せ植えを引き立てるため、黄色や赤色などの葉が目を引くカラーリーフを取り入れることを提案。「気に入ったカラーリーフを1株でも加えると、引き締まった印象になる」とアドバイスした。
その後、参加者はロシアンセージやアサギリソウなどの苗を手に取り、思い思いに寄せ植えを制作した。
山下会長(81)は「参加者が思ったより多くてよかった。(寄せ植えは)真ん中に高い物を置き、全体的に三角形を意識するとよいことを学べた」と話した。