フィギュアスケートの元世界女王でプロスケーターの浅田真央さん(34)が12日、東京都内で記者会見し、選手を育成する「木下MAOアカデミー」の設立を発表した。本格的な指導業へ向け「スケーター一人一人と向き合い、丁寧に指導していきたい」と意気込んだ。8月1日に開校する。
アカデミーの拠点は、浅田さんがプロデュースした東京都立川市のスケートリンク「MAO RINK」。5~9歳が対象で、定員は10人程度。
当面はプロスケーターの活動を抑え、指導業に注力する。2034年の冬季五輪出場を目指せる選手の育成が一つの夢と語り、「世界で羽ばたいていくスケーターを育てる」と意気込んだ。