柔道の世界選手権男子60キロ級で初優勝した永山竜樹の主な一問一答は次の通り。
―念願の世界王者に。
内容は良くなかったが、調子が悪い中で結果を出せたのはよかった。
―これまでは悔しい結果だった。
今回、負けるパターンの試合が何回もあった。これまでの世界選手権で負けた経験が、しぶとく戦って勝つことにつながった。
―戦っているときの気持ちは。
ポイントを取られても、いかに落ち着いてできるか。焦らず、勝ち筋を見つけることを徹底できた。
―決勝では関節技を切り抜けた。
腕が折れても参ったはしない。絞め技は失神したら駄目だけど、関節技はタップしなければ大丈夫なので。
―世界王者の称号は自信になる。
常にチャレンジャーだと思っている。世界王者としてではなく、普通の永山竜樹として次の試合に臨みたい。最終的に五輪で金メダルを取ることだけを考えてやっていきたい。