長期化する就活 中岡(なかおか) 伊知朗(いちろう)

  • ゆのみ, 特集
  • 2024年6月27日
長期化する就活
中岡(なかおか) 伊知朗(いちろう)

 前回のテーマは”早期化する就活”でしたが、一方で長期化している一面もあります。

 最近は多くの企業がインターンシップを実施していますが、2025年3月卒の学生が3学年次の23年度に参加するものから4タイプに分類されました。5日間以上など一定期間の就業体験を伴うか否かでインターンシップと称せられるかどうかが決まり、その基準を満たしたインターンシップにより取得した学生情報は、3月の広報活動開始以降も使用可能となるため、企業は早期から学生の囲い込みが可能になります。

 実際は5日間以上の就業体験が可能な企業は限られ、多くはタイプ1の「オープン・カンパニー」により説明会や職場見学などを行い、インターンシップの代替としているようです。ただ、学生からすると、長い人は1年以上就活するという過酷さです(精神鍛錬となり社会に出て役立つかもしれません)。それでも、長期になって内定をもらいながら納得のいくまで就活を続ける学生もいます。

 夏本番を前に6月から正式に選考活動が開始され、採用現場はヒートアップしています。ちなみに私の場合、早く内定をもらって残りの学生生活を楽しもうと、年明け早々に就活を始めたまでは良かったのですが、就職氷河期に差し掛かった年で、かつ当初は東京で就活していたので(言い訳?)、当庫から内定をもらえたのは8月でした。お世辞にも早いとは言えませんが、大変うれしかったのを覚えています。今でも面接時には、その時の気持ちを思い出します。

 (苫小牧信用金庫人事部長)

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