苫小牧市高齢者福祉センター(松本誠センター長)は13日、入居している市教育・福祉センターの敷地内の花壇を整備した。同センターと同じ建物内にある「とまこまい子育て支援センター」も参加し、利用者計16人が作業に汗を流した。
2015年から続ける環境美化を兼ねた世代間交流事業。西側と東側の花壇にマリーゴールド、サルビア、ベゴニアの花苗計360株を植え込んだ。
初めて花を植える幼児は「お花きれい」「大きくなってね」と花に語り掛けながらショベルで土をかぶせ、保護者や高齢者は優しいまなざしで見守った。
市沼ノ端中央の主婦前田沙羅さん(25)は長男健衣ちゃん(4)と次男羅衣ちゃん(1)と参加し、「子どもと一緒に花を植えたのは初めて。貴重な体験になった」と話した。
今後は市高齢者福祉センターの職員が水やりや追肥をし、10月下旬まで花を楽しめるようにするという。