22、23両日に厚真町表町公園を会場で行われた「第52回あつま田舎まつり」の来場者が、2日間で約3万人に上ったと町田舎まつり運営実行委員会が公表した。同委員会によると、前年より2000人増加し、統計が残る近年で最多の来場者という。
内訳は、初日の前夜祭が1万4000人、2日目の本祭が1万6000人。実行委は増加の要因として▽天候に恵まれた▽新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行して2回目のまつりとなり、イベントに参加しやすい環境となった▽歌謡ショーで人気歌手が訪れた―などを挙げる。
同まつりは、22日の田舎まつり音頭パレードで17団体631人が町中心部を練り歩いたほか、花火大会でスターマインや10号玉など約1000発の花火が夜空を照らした。23日は、キャラクターショーに子どもたちが喜び、千昌夫さんを招いた歌謡ショーには高齢者を中心に町内外からファンが押し寄せ、歌声に聴き入った。