前任はオホーツク管内の北見工業高校校長で、胆振管内での勤務は初めて。「課外活動が盛んで、生徒はみんなあいさつがしっかりできる。校内に活気がある」と印象を語る。
振り出しは上川管内の富良野工業高校。オホーツク管内の紋別南高校は「11年勤務し、担任時代が思い出深い」と振り返る。卒業生との再会は成長ぶりをうかがえ、「教員としての喜びが湧く」と言う。
道内で工業学科がある高校は20校。「近年は女子生徒も増えて企業ニーズが高い。就職後の定着率が良く、進学率も高まっている」と話す。生徒が日本のものづくりを支える担い手として活躍する未来に期待を寄せる。
「生徒の能力をしっかり伸ばし、日本経済を支える人材となる基礎固めに努める」と抱負を語る。十勝管内幕別町出身。埼玉工業大学工学部卒業。
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