「少し高い血圧」でもリスク倍 脳・心血管疾患、8万人調査―横浜市立大

  • ニュース, 国内・海外
  • 2024年5月14日
「少し高い血圧」でもリスク倍
脳・心血管疾患、8万人調査―横浜市立大

 横浜市立大学の研究グループは14日までに、血圧が少し高い人が脳血管疾患や心不全などを発症するリスクは、正常血圧の人と比べ倍になるとの調査結果をまとめた。血圧が高くなるほどリスクは上昇し、同グループは「健康診断であまり高い値でなくても、本人が意識的に血圧管理に取り組むことが求められる」としている。

 調査は、2010年度か11年度に、職場で定期健診を受け、高血圧の治療をしていない20~64歳の8万1876人が対象。最大9年間の追跡調査を行い、血圧と疾患発症の関係を調べた。

 期間中、334人が脳・心血管疾患を発症していた。このうち、最高血圧120―129mmHg、最低血圧80mmHg未満の血圧が少し高い「正常高値血圧」と呼ばれるグループでは55人が発症し、正常血圧(最高血圧120mmHg未満、最低血圧80mmHg未満)のグループと比べたリスクは1・倍だった。

 最高血圧130―139mmHg、最低血圧80―89mmHgの「高値血圧」では2・10倍、最高血圧140ー159mmHg、最低血圧90ー99mmHg以上の「高血圧」では、3・48~7・81倍に上った。

 日本高血圧学会の推計によると、高血圧患者は約4300万人。放置すると動脈硬化が進行し、脳卒中や心臓病、腎臓病などを起こすリスクが高まる。

 研究を行った桑原恵介准教授は「少し高い血圧の段階から、発症リスクに対する取り組みが必要だ」と述べた。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー